
書類の電子化に使用するスキャナーにはどんな種類があるかご存じですか?
ざっくり説明してみたいと思います。
シートフィーダ型スキャナー
ADF(オートドキュメントフィーダ)スキャナーやオートシードフィーダースキャナーとも言います。原稿をまとめてセットすれば、自動紙送りでどんどんスキャンしてくれます。高速スキャンが可能なマシンも多く、たとえば、スッキリ隊がメインで使用しているCanon GR1100は、1分間に最大100枚もの書類がスキャンできます。
ホッチキス留めが多かったり、折ってある書類などは、原稿をセットするまでの前作業のほうが手間がかかったりするくらいです…
フラットベッド型スキャナー
ガラス面に原稿を置いて、上からカバーで押さえて読み取っていくタイプです。オフィスの複合機や家庭用プリンターでよく見られる形ですので、なじみのある方も多いかもしれませんね。
原稿を動かすのではなく、ガラス面の下にある読み取り部が動いてスキャンしていくので、自動で紙送りできない製本書類や劣化して脆くなった書類などに向いています。スッキリ隊でも、割印のついた契約書や糊付けしてある書類、断裁できない書籍のスキャンなどで使用しています。
大判スキャナー
A3サイズより大きい図面や新聞などのスキャンができます。
スッキリ隊が所有しているのは、Contex社のIQ Quattroシリーズという機種で、B0や長尺などの図面もスキャン可能です。弊社では大判の設計図面の仕事をさせていただくことが多いのですが、高精細な品質で青焼きや白焼き図面などがスキャンできる頼れるスキャナーです。
その他:オーバーヘッド型スキャナー
オーバーヘッド型スキャナーは、原稿台の上に固定されたカメラでパシャっと撮影していきます。フラットベッド型と同じく製本書類や劣化して脆くなった書類などに力を発揮します。スッキリ隊はまだ所有していないのですが、カメラの性能もどんどんよくなって画質、使い勝手ともによいという噂なのでちょっと気になる存在です。
このようにスキャナーにはいくつかの種類があり、現場のスタッフはお客様からお預かりした書類の種類や状態をみて、適切なスキャナーで作業をすすめていきます。
書類や大判図面の電子化をご検討の際は、ぜひスッキリ隊にお任せください。お問い合わせやご相談、御見積もりのご依頼はこちらから!